寒紅梅かんこうばい(寒紅梅酒造)三重県


寒紅梅酒造の酒蔵

安政元年(1854年)、現在の三重県津市にて創業。今なお歴史の面影が色濃く残り、伊勢別街道沿いに蔵を構える老舗です。主力銘柄は寒紅梅。元々、梅酒が主力商品でしたが、2010年より造りを一新。蔵人のひたむきな想いを見事に反映させたまっすぐで美しい酒質で、全国的な人気を博しています。

名前の由来は、万花の魁をなして咲き誇る香り高く色美しい梅の花のように、綺麗で爽やかな酒になるようとの思いが込められているそうです。

美しく次世代に咲き誇る梅の花

寒紅梅は、ほぼすべてのラインナップの原料を三重県産山田錦としています。
35~65%の精米歩合を5%ごと、7種類使い分け、ラインナップにバリエーションを持たせています。
全ての行程を少数精鋭の蔵人たちで丁寧に行い、生み出された酒は、輪郭を際立たせる心地よい酸味、スッキリと整いながらも、味のボリューム感を損なうことのない絶妙なバランスを特徴としています。

寒紅梅酒造の酒蔵

全行程を手作業で行う寒紅梅酒造。その手間暇ゆえに、年間の生産量はわずか250石程度。ですが、その分代々受け継いできた伝統の技で醸される高品質な日本酒は、権威ある日本酒コンテスト、SAKECompetitionでも毎年好成績を収めたり、2016年にはJAL国際線ファーストクラスにて採用されるなど、輝かしい成果を手にしています。

寒紅梅酒造の酒蔵

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