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飲んで未来へ繋ぐ
能登の酒を止めるな!
能登の酒を止めるな!金瓢白駒×十勝 720ml×2
商品番号:13873
¥6,820(税込)
使用米 | 石川県産「山田錦」/北海道産「吟風」 |
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磨き | 55% |
特定名称酒など | 純米吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16度 |
飲んで未来へ繋ぐ
能登の酒を止めるな!
2024年1月1日に発生した能登半島地震。その中でも最も被害の大きかった奥能登地域には11もの酒蔵が存在し、そのどれもが甚大な被害を負いました。今までも大きな自然災害に直面した酒蔵は、蔵の倒壊や醸造機器の破損など様々な要因によって酒造りができず、酒の流通は止まり経営が困難に。そしてその銘柄が味の記憶と共に失われていく…といった大きな問題を抱えます。
そこで立ち上がったプロジェクトが「能登の酒を止めるな!」。この企画は、能登半島地震によって醸造継続が困難になってしまった蔵と、全国の有志協力蔵が共同醸造した酒を販売することによって、被災蔵を支援します。
こちらは能登・輪島の銘酒『金瓢白駒』と北海道・帯広の銘酒『十勝』がタッグを組んで生まれた酒。被災蔵のオリジナルレシピを協力蔵が再現した酒と、2つの蔵がコラボして生まれた酒の2本がセットになっています。
今回のコラボでしか味わうことのできない特別な逸品。共同醸造することで能登の銘柄を持続させ、能登の酒を未来へと繋げていく。売上の一部は能登復興の支援金として、能登の酒蔵に還元されます。
『オリジナルレシピ再現酒』日吉酒造店 杜氏コメント
今回の日本酒は、北海道の上川大雪酒造 碧雲蔵で醸されました。上川大雪酒造さんは本来、北海道産米のみを使用して日本酒を醸しておられますが、今回は石川県産山田錦と、特別に許可して頂いた北陸三県のみで使用されている金沢酵母を使用した純米吟醸です。
今まで経験した事のない原料等を使用するという大変難しい条件の中で、「食中酒として楽しめるお酒を醸す」という当店の思いを汲んで頂いた日本酒ですので、食事と一緒にお楽しみください。
『コラボ醸造酒』上川大雪酒造 碧雲蔵 杜氏コメント
大きな災害がおきるたびに、蔵やそれに携わる人、そして地域のお酒の味が消えていく。そんな現実の中で今回のプロジェクトは、ピンポイントで被災された蔵を支援する、今までにない画期的な試みだと思います。門外不出の金沢酵母と道産米・吟風のコラボレーションは、支援する私たちにとっても未来への道標の意味合いがあり、このお酒を通じて、お客様と共に能登の継続的な支援を考えるきっかけにしたい気持ちで醸しました。
【蔵元紹介】上川大雪 酒造 北海道
厳しくも豊かな北の大地・北海道。広大な十勝平野の中心・帯広市と、北海道最高峰である大雪山の麓・上川町という別々の土地に蔵を構え、それぞれの土地に合わせた酒を醸す上川大雪酒造。2017年より酒造りをスタートした新進気鋭の蔵元です。
「飲まさる酒」(北海道の言葉で「ついつい飲んでしまう」の意)を目指し、高品質でより多くの人が喜んでくれる造りを追求しています。
『地方創生蔵』として、その土地に根付く。
上川大雪酒造の掲げる大きなテーマとして、『地方創生蔵』という言葉があります。地元に支えられ、地域に根ざす。酒造りができることの喜びと責任感を持ちながら、地元に愛され地域活性化に貢献していきたい考えを持っています。
蔵のある上川町や帯広市は、決してアクセスがいいとは言えない場所。それにもかかわらず、現地でしか感じることのできない空気や文化、そこでしか味わえない食など、多くの魅力が人々の心を掴んで離しません。
地元以外の人々にも伝えるため、魅力を酒に写し、想いを込めて『上川大雪』『十勝』は醸されています。
原料は水も米も、全て北海道産。
契約栽培された北海道生まれの酒米「彗星」「吟風」「きたしずく」の3種類だけを使用。一本一本小さな規模で、ただただ真面目に、手造りを徹底して醸しています
雄大な山々と清らかな空気に抱かれる「緑丘蔵」
旭川から車で約1時間、大雪山国立公園の麓の町、上川町。
「カムイミンタラ」(アイヌ語で「神々が遊ぶ庭」)とも呼ばれる大自然に囲まれた場所に建つのが緑丘蔵(りょっきゅうぐら)。この地域、唯一の日本酒蔵です。
雄大な大雪山系から湧き出る超軟水を仕込み水とし、極寒の環境下で酒を醸しています。
「緑丘蔵」こそ上川大雪酒造のはじまりの場所。ミニマルかつシステマティック、そして清潔に管理された蔵の中で、正確なデータと研ぎ澄まされた五感を駆使して、当たり前を大事に酒造りに向き合っています。
『上川大雪』は、柔らかで清らかな仕込み水を感じさせるような透き通る酒質と芳醇な味、そして軽やかで締まった風味が特徴。「飲まさる酒」のコンセプト通り、気がついたら一本空いてしまう魅力的な味わいです。
広大な土地で生まれ、地域と育つ「碧雲蔵」
帯広市の南部、広大な敷地を持つ日本唯一の国立農業系単科大・帯広畜産大学。この構内に建つのが碧雲蔵(へきうんぐら)。全国に多くある酒蔵の中でも珍しく、大学に併設される形で建てられた酒蔵です。同大学と連携し、日本酒の次の世代を担う人材育成も行っています。
まるで一つの町のように大きな大学の敷地内は、見渡す限り緑豊か。蔵も木々に囲まれており、周囲とは少し違った静けさに包まれています。
日高山脈を水源とし、幾重にも日本一の清流に輝いた札内川水系の伏流水を仕込み水に使用。上川町・緑丘蔵とは異なり、こちらは中硬水。透明感のあるシャープな質感が特徴です。
十勝地域は100年以上の酒造りの歴史がある土地。しかし、2020年に上川大雪酒造「碧雲蔵」が酒造りを開始するまで、40年以上もの間酒蔵が一軒もありませんでした。
そのような土地で昔の残り香を感じながら、人の経験を薪とし新たな灯火を燃やし、この地の食や文化に合わせて醸されるのが『十勝』です。
『十勝』はこの帯広という土地で生まれる肉や乳製品、野菜に合う味わいを目指し、「ローカルを掘る」という想いのもと醸されています。
どうしたらその味になるか?を技術的に分析。そこからどう醸すかを考えて、日々試行錯誤しながら造られています。