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甘く柔らかな試験醸造
若手の力が拓く新次元
雅楽代 ~試験醸造 1401~ 720ml
商品番号:10113
¥1,760(税込)
使用米 | 新潟県佐渡島産「越淡麗」 |
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磨き | 非公開 |
特定名称酒など | 火入れ酒 |
度数 | 15度 |
甘く柔らかな試験醸造
若手の力が拓く新次元
新潟県佐渡にて醸される新進気鋭の銘酒・雅楽代より、挑戦的な限定品『試験醸造 1401』のご紹介です。
若手の蔵人たちが「雅楽代で過去行ったことのない仕込み」という縛りのもと挑む試験醸造酒。新潟県佐渡島産の越淡麗を原料に、協会1401号酵母を用いた本品。酒母は全量麹、今まで使用したことのない酵母を用いた醸造…と、非常にチャレンジングな仕込みの一本です。
常温では味の濃い食事と合わせたい、晩酌向きの味わいに。冷やせば酸味やガス感が際立ち、前菜や軽いおつまみによく合います。気取らなさゆえ、様々な日本酒の楽しみ方に対応できる。オールマイティなお酒です。
若手の力が切り拓く雅楽代の新たなステージ、ぜひお見逃しなく。
香り
白ブドウのニュアンスを纏った、ラムネのようにさっぱりと涼やかな香り。淡く軽やかで甘い雰囲気の香りがふんわりと漂います。
味わい
軽やかなガス感を帯びた軽快な口当たり。柔らかな甘みを主体として、酸やまろやかな旨味がだんだんと広がっていきます。全体的なバランスがよく、立体的な質感を楽しめる仕上がり。飲み込んだ後はふっとシャープなキレで見事に消えていきます。
【蔵元紹介】天領盃 酒造 新潟県
日本海側最大の離島であり、かつて日本最大の金山が栄えたことでも知られる自然あふれる島、新潟県佐渡島。歴史と自然に囲まれるこの地で醸される心きらめく酒『雅楽代』。
2018年より若き杜氏・加登 仙一氏が経営権を引き継ぎ、同氏を中心とした新体制に移行。その後、2019年5月にリリースされた『雅楽代』は新しい銘柄でありながら、高い品質で飲む人を魅了し、ファンを増やし続けています。
雅びで楽しい代(とき)を彩る麗しい酒
主力銘柄『雅楽代』(うたしろ)の名前の由来は、天領盃酒造が蔵を構える地名、加茂歌代に由来しています。
歌代とは読んで字のごとく、『歌の代わりの土地』という意味合い。
佐渡島はかつて流刑地としてさまざまな文化人が流されていました。その中には順徳天皇もおり、流刑後でも佐渡島の中で絶大な権力を誇っていたそうです。
そうした中、佐渡島の人々は順徳天皇のために歌を詠み、歌が天皇に気にいられると褒美として土地を与えられていた、という記録が当時の文献にも残されています。
土地を授かった人々は、自分たちが栄華を極め、煌びやかな時代を誇り『雅びで楽しい代(とき)』という意味合いを込め『雅楽代』と名乗るようになりました。
そんな地元佐渡の歴史と、天領盃酒造の掲げるコンセプト『お客様の思い出に残る楽しい時間を演出する』という思いの重なりから『雅楽代』(うたしろ)と名付けられました。
明確な哲学を持って醸す、若き天才の挑戦
天領盃酒造が酒造りにおいて最も重要視していること、それは『心がきらめくかどうか』。美味しいお酒との出会いは心をきらめかせます。
自分たちの考える美味しいを突き詰め、更なるきらめきのために飽くなき追求をする。そのためにはいっさいの妥協をせず、設備投資を惜しまず、限界に挑み続け越えていく。そのスタイルこそがハイレベルな酒質を生み出し、全国区でまたたく間に流行を呼びました。
『挑戦し続けること、変化や失敗を恐れないこと、お酒に対して誠実であること。これが天領盃酒造の全てです』という言葉の通り、毎年少しずつ造りを変え、更なる向上を目指し続けるチャレンジ精神に満ち溢れた酒造り。
そして仕込んだあとの品質管理も徹底し、最高品質でお客様の手元に届ける。それは全て、天領盃酒造の原点とも言える『心のきらめき』のため、妥協を許さぬ醸造哲学の上に成り立っています。
そんな醸造哲学の根源とも言える、天領盃酒造を牽引するのが杜氏・加登 仙一氏。2018年、24歳にして天領盃酒造を事業継承、最年少の蔵元として業界を驚かせました。
もともとは証券会社の社員だった加登氏。自身の学生時代の経験や周囲の人の言葉から、ずっと興味のあった日本酒に関わる仕事へと転身。圧倒的センスと熱意、そして『ただただ自分たちが心から誇れる日本酒を造り、胸を張って皆様の元へ届けたい』という強い覚悟。それらを武器に、加登氏の挑戦は始まりました。
そうして2019年、令和初日に生まれた酒・雅楽代はその素晴らしい酒質から、またたく間に業界で知られることとなりました。
2023年には全国新酒鑑評会にて金賞を受賞するなど、高い評価を獲得し、その人気は止まるところを知りません。
一歩一歩確実に歩みを進め、情熱と明確な哲学を持って酒を醸す。
天領盃酒造のこれからに目が離せません。