軽やかに心躍る柔らかさ
春の夜を思わせる優しい味
山和 純米吟醸 Spring 720ml
商品番号:12191
¥1,870(税込)
使用米 | 宮城県産「蔵の華」 |
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磨き | 50% |
特定名称酒など | 純米吟醸/火入れ酒 |
度数 | 15度 |
軽やかに心躍る柔らかさ
春の夜を思わせる優しい味
山和酒造店から一足早い夜桜鑑賞のお誘いが春の限定品と共に届きました。ラベルに咲き誇る艶やかな夜桜は、華やかにライトアップされた春の夜を想起させてくれます。
ふわりと香る優しい香りからは、青りんごのような爽やかさを感じます。宮城県産の蔵の華の新米と宮城F酵母を使用し、小仕込みにてじっくりと低温発酵させて醸されます。そうして生まれたお酒は、春らしく優しく柔らかい口当たりのものとなりました。
辛口のラインナップが数多くある山和にしては少し珍しい、ほんのりと甘口よりの設計は飲む度に心に柔らかく春を運びます。キレのよさや艶やかに感じる米の旨味、さらにはほんのりとした酸味と非常にバランスのよい味わいで、春の夜を美しく彩ってくれます。
【蔵元紹介】山和 酒造店 宮城県
創業は1896年(明治29年)で、代表銘柄は特約店限定の”山和”シリーズです。蔵元が蔵を構えているのは宮城県の北西部で、山形県に隣接する加美町。ここは古くから山形県や秋田県に通じる要衝の地でもあります。また、石巻湾にも通じる鴨瀬川が流れており商業都市として発展してきました。そんな加美町で将来を期待される「山和」を醸しているのが、株式会社山和酒造店です。
二杯目、三杯目に更に楽しんでもらえる
こだわりの食中酒
山和酒造店は明治29年、この加美で薬屋さんを営んでいた伊藤 和平衛氏が創業し、現在では7代目蔵元の伊藤大祐氏がおいしいお酒を造っておられます。古くから周囲は穀物地帯であったために米も豊富に収穫でき、栗駒山系の伏流水の水質も良かったために、かつては多くの酒蔵があった歴史があります。
山和酒造店も古くは「わしが國」という銘柄の日本酒を造り、地元の宮城県で販売していました。昭和40年代ころには宮城県で1~2位を争う製造を行っていたそうです。しかし、現在では量より質を重視した酒造りに舵を切ったために年間生産量が減少しました。そして7代目を継いだ伊藤大祐氏が大学を卒業後に蔵に戻ってこられたときは、麹の管理が雑で、作業を楽に済ませたいという雰囲気が蔓延していたそうです。そこで、米洗いから搾りまで極力手作業に戻し、かつ、純米酒だけの酒造りに挑みます。そうして、04年に売り出したのが、「山和」シリーズという地酒の専門店のみに卸す限定商品です。