令和3年酒造年度 全国新酒鑑評会
金賞受賞酒
上喜元 大吟醸 金賞受賞酒 720ml
商品番号:11643
¥6,050(税込)
使用米 | 山田錦 |
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磨き | 35% |
特定名称酒など | 大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 17度 |
包装紙
熨斗orメッセージシール
(熨斗を選択された方のみ)表書き
令和3年酒造年度 全国新酒鑑評会
金賞受賞酒
全国新酒鑑評会にて金賞受賞した年のみ蔵出しされる限定品のご案内です。「特A地区山田錦」を贅沢にも35%まで磨き上げた大吟醸酒です。贅沢なのは磨きだけではなく、採取の仕方も格別です。袋吊りされた醪から、重みを加えずに、自然にポタ、ポタ、と滴り落ちた雫を瓶詰した「雫採り」、しかも加水なしの原酒となります。そしてこちらの商品は令和3酒造年度【全国新酒鑑評会】にて【金賞】を受賞した日本酒です。
全国新酒鑑評会は、製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質及び製造技術の向上、そして国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。全国新酒鑑評会に出品されるお酒は蔵元によって様々ですが、山田錦使用、磨き30%~40%と高精米の大吟醸酒がスタンダード。
この「上喜元 大吟醸」は、【全国新酒鑑評会】に出品するべく酒田酒造が持てるすべての技術を尽くし、全神経を使い造られた酒田酒造の《魂》そのもの。最上級山田錦の繊細な旨みと甘みを堪能できる至極の味わいは、大切なあの人への贈答品としてこれ以上のものは見つからないといっても過言ではないです。
【蔵元紹介】酒田 酒造 山形県
酒は人の傍らにあって喜びをさらに歓喜する。まさに飲めば上機嫌になる喜びのもとである。「上喜元」の銘柄にはそんな意味が含まれている。
蔵元の酒田酒造は、戦前まで男山・養老・藤屋・千里井・玉の川といった酒を造っていた酒田の五つの蔵元が、昭和21年に合併して橋酒造場を醸造所としてできた会社で、銘柄もその時に名付けられた。橋本酒造場の創業は弘化元年(1844)と、酒田でもっとも古い。
かつての西の堺、東の酒田と言われるほど、多くの豪商が降盛を極めた湊町にあって、華やかな商人文化とともに酒の文化を育んできた蔵である。酒田酒造の母屋である橋本家の建物は、文化庁の文化財登録の建造物にもなっている。
酒は人の傍らにあって喜びをさらに歓喜する。
まさに飲めば上機嫌になる喜びのもとである。
『上喜元』は、少量高品位生産に力をいれており、とくに吟醸や純米吟醸にこだわりをもつ。「長年の感や経験はもちろん必要ですが、これからの酒造りは数値的にもきちんと把握しなければなりません。」と語るのは、自ら杜氏をする蔵元の佐藤正一氏。酒が育っていく過程を緻密に計算し、相性を見極め、丁寧な酒造りに精魂を傾ける酒蔵である。
蔵元の研究熱心ぶりは半端ではない。その表れの1つは米の種類の豊富さである。米どころ庄内平野の酒蔵だけあって地元の「美山錦」「出羽燦々」「山形酒4号」ほか、「山田錦」「五百万石」「雄町」「玉栄」「こいおまち」「夢錦」など、実に盛りだくさん。それに合わせて酵母も種類を使い分け、それぞれの個性が最もよく引き出される組み合わせを抽出する研究を続けている。
さらに社長であり杜氏でもある佐藤氏が原料の米作りを有機栽培太古農法で行っている。また、『山廃もと仕込み』という生造りを最初に確立した蔵であり、今も”生もと”といわれる伝統的技法を用いているのも、酒田酒造の大きな特徴。乳酸の持つ力を最大に生かす『生もと』で醸された上喜元は、どの酒も味わいに深みがあり、かつ、爽やかな独特の風味がある。