相反する魅力を纏う
濃密で軽快な生原酒
二兎 純米吟醸 雄町 五十五 生酒 1.8L
商品番号:12900
¥3,850(税込)
使用米 | 岡山県産「雄町」 |
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磨き | 55% |
特定名称酒など | 純米吟醸/生酒 |
度数 | 16度 |
相反する魅力を纏う
濃密で軽快な生原酒
愛知県岡崎市にて醸される銘酒・二兎より『純米吟醸 雄町 五十五 生酒』のご紹介です。岡山県産のブランド酒米・備前雄町を使用し、55%精米で仕込んだ純米吟醸・生原酒です。
濃密に漂うトロピカルな果実の香り。口当たりは滑らかで、そこから広がる濃く甘い旨みがたまりません。その奥にはじんわりと広がる酸味や雄町ならではの複雑味が混ざり合い、非常に立体的で奥行きのある質感を形成。ゆったりと広がるリッチな液体は、美しくもパワフルで見事なバランス感を持っています。飲み込んだ後には軽やかな余韻があり、濃さと軽さの相反する要素を兼ね備えるという二兎のコンセプトを見事に体現しています。
また、二兎は温度や空気との触れ合いによる美しい変化があるのも見逃せません。開栓直後のよく冷えた華やかな印象から、少し時間をおいて温度が上がり空気と触れ合いまろやかになった状態まで。ゆったりとボトル一本が描くストーリーをお楽しみいただけます。
芳醇で濃密、そして軽やかな味わいがクセになる見事な一本。さまざまな料理、特に濃厚な味付けのものと好相性です。ぜひともお試しあれ。
【蔵元紹介】丸石 醸造 愛知県
丸石醸造は元禄三年、1690年に徳川家康公生誕の地であり、山と川に囲まれた歴史と自然が溢れる愛知県岡崎にて日本酒造りを始めました。以来330年の永きに渡り日本酒を造り続けています。しかし、1945年7月の岡崎空襲により敷地のほとんどを焼失。幸運にも焼失を免れた蔵で、日本酒『長誉』の製造を開始しました。そして、全国新酒鑑評会で11回も金賞を受賞している自慢の銘柄『徳川家康』。地産地消、正真正銘の地酒『三河武士』。三銘柄とも長きに渡り、地元で愛されてきました。
二兎追うものしか二兎を得ず
【水、米、造り、貯蔵、のこだわり】
丸石醸造は「甘、香、酸」を追い求めます。「甘」は本来お米が持つふくよかな甘みを、「香」は日本酒が持つ芳しい香りを、「酸」は力強さと後味の透明感を日本酒で伝えます。そのような良質の日本酒を造るためのこだわり…。「水」は雄大なる矢作川の伏流水を、「米」は愛知県産米を中心に全国から丸石の日本酒に合う米を厳選し、「造り」は300年以上受け継がれてきた伝統と感覚に最新の技術と化学を融合させ、「貯蔵」は蔵内に点在する冷蔵貯蔵庫にて緩やかなる熟成を促します。
丸石酒造が日本のみならず世界へ向けて醸すのが、向かい兎のモダンなラベルが目を引く新ブランド『二兎』です。二兎のコンセプト、焦点…それは『二兎追うものしか二兎を得ず』。「味と香」、「酸と旨」、「重と軽」、「入りと後味」、「シンプルさと複雑味」…など。二律背反するように思える二つのコトガラを、最高の味わいになるようにバランスを追求し、美味しさを追い求めたのが『二兎』になります。
二兎の共通の特徴は「新鮮さ」「後味の良さ」「食との融合」です。新鮮さが、起承転結すべての場面においてスムースで安定した味わいを感じさせる事ができ、後味の良さが、心地よい物語の完結とともに次の一杯を要求させます。まさにその味わいは『二兎追うものしか二兎を得ず』を体現しています。
時代の激流に乗りつつ変化を取り入れ、新しい挑戦に挑みながらも地元を愛し共に歩んでいく丸石醸造。今後も地元岡崎、日本、世界、そして次世代に渡るまで普遍的に愛され続ける酒蔵であり続けます。