稀少品種・穀良都で醸す
濃密と軽快を併せ持った美酒
W 穀良都50 火入 720ml
商品番号:12791
¥1,914(税込)
使用米 | 穀良都 |
---|---|
磨き | 50% |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16度 |
稀少品種・穀良都で醸す
濃密と軽快を併せ持った美酒
岐阜・飛騨から世界に羽ばたく蔵元、渡辺酒造店が醸す特約店限定品『W』シリーズより、幻の酒米とも呼ばれる非常に珍しい品種『穀良都』を使用した一本のご紹介です。
酒米・穀良都は明治中期に山口県で開発された酒米。大正の頃まで全国的に栽培されており、昭和天皇即位の際には献上米になるなど非常に由緒正しく質の高い品種。ですがより栽培しやすい新しい品種の登場に伴って一度は姿を消し、その後1990年代に山口県内の有志農家によって復活を遂げ、現在ではその酒造適性と稀少性の高さから『幻の酒米』とも言われています。そんな貴重な酒米を50%の純米大吟醸規格まで磨き丁寧に醸した逸品、清々しい若草色のラベルが目を惹きます。
爽やかさを感じさせるグリーンで若々しい印象と華やかな甘みを持った香り。口に含むとその香りとは裏腹に米の旨みがグッと広がって存在感をあらわにします。完熟した果実のように濃密な甘さながら、どこかさっぱりとした印象を生み出す酸が絶妙。飲み込むと長めの余韻をゆったりと楽しむことができます。
稀少品種で醸す絶品酒。甘めのお酒が好き!という方にはぜひオススメしたい一本です。しっかりと冷やして穀良都の持つ魅惑の味をご堪能ください。
日本酒の未来を担う厳選酒販店のために醸造された数量限定の受注生産品【Wシリーズ】。「W」とは渡辺酒造店(watanabe)、世界(world)、笑い(warai)、という3つの意味を表しています。無濾過原酒、M310酵母、精米率がほぼ統一されており、米によってお酒の味をどのように違ってくるのか、飲み比べを楽しむことができます。
【蔵元紹介】渡辺 酒造店 岐阜県
岐阜県の最北端、北アルプス連峰や飛騨山脈などの山々に囲まれた古川盆地に飛騨市古川町があります。渡辺酒造店を構える壱之町は格子の古い商家が並び、落ち着いたたたずまいを見せ、白壁黒腰壁の土蔵が続く瀬戸川沿いには今なおしっとりした歴史感じる情緒が漂います。
1870年(明治3年)創業から長年にわたって美酒を醸し続けてきた老舗ならではの、静謐な時間と濃密な空気が満ちています。
標高600メートル、極寒地での
酒造りと飛騨山脈の伏流水
渡辺酒造店のある飛騨古川は、東は「乗鞍岳」「穂高岳」西は白山連峰に囲まれた高冷地です。冬は氷点下15度まで下がり、毎年1月~2月にかけて蔵がすっぽり埋まるほど雪に覆われます。降雪により空気は清浄化され、雪に埋もれた酒蔵は、酒造りに好適な室温が大きな変化もなく保持されます。この環境のもとで清酒の醪(もろみ)は低温長期の発酵経過をたどり、きめ細やかで香りよい酒ができあがります。
仕込み水に使う水はミネラル豊富な中硬水で飛騨山脈を水源とする荒城川水系伏流水を敷地内の深さ55メートルの自家井戸から汲み上げて使用しています。硬水の仕込み水はミネラル成分(カルシウム・カリウム)が麹や酵母の栄養分となり、出来あがった酒をまろやかでキレの良い味わいに感じさせます。
主要銘柄といえる「蓬莱」は飛騨を代表する美酒として高い評価を受け、地域風土に根差し、四季折々の食材と共に生活の慶びの一献として、永きにわたり地元の人々に愛し続けられています。そして、日本酒の未来を担う厳選酒販店のために醸造された数量限定の受注生産品【Wシリーズ】。「W」とは渡辺酒造店(watanabe)、世界(world)、笑い(warai)、という3つの意味を表しています。