土壌が育む個性たち
松の司 純米大吟醸 竜王山田錦 弓削 720ml
商品番号:12532
¥2,475(税込)
使用米 | 滋賀県竜王町産「山田錦」弓削土壌地区 |
---|---|
磨き | 50% |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16度 |
土壌が育む個性たち
酒は古くから人々の生活に密着し、その地域の風土、色合いを大きく反映します。松瀬酒造ではその地域の原料を大切にしており、この竜王産山田錦は品質が優れているとされる兵庫県の特A地区の山田錦を目指して造られた酒米。その努力の甲斐あって特A地区の山田錦にも劣らない味わいの山田錦となっています。
「ブルー」の愛称で親しまれ2007年にはIWCという世界規模の酒のコンペティションのsake部門においてゴールドメダルを受賞した人気酒、「竜王産山田錦」。この度バージョンアップされ、更に土壌別に異なる山田錦を使用した「純米大吟醸 竜王山田錦」となりました。
[弓削の山田錦]
川砂などの混ざった粘土質土壌の弓削では、同じく粘土質の駕輿丁に比べやや軽い質感が特徴です。イメージとしては他の地区で育った山田錦の中間的な米質。3種類の中では味の膨らみと軽さのバランスが取れ、キレイな伸びのある味わいを感じられます。スーッとふくらむ、伸びやかでしなやかな酒質、飲めば飲むほどに旨さを増していきます。
地区 | 地質 | 特徴 |
---|---|---|
駕輿丁 | [粘土] | 蔵の少し南、細い川に挟まれたこの地区は後背湿地で細粒な粘土質の土壌。黒く粘り気のある粘土は水や肥料を長い時間保持することから、ふくよかで柔らかく詰まった質感の米が育つ。 |
橋本・弓削 | [粘土+砂] | いくつもの細い川が流れ、駕輿丁と同じ粘土と川砂や小石が混ざり合った土壌。少しグレーがかった粘土は駕輿丁のそれに比べてやや水はけが良く、ふくよかながらも繊細さのある質感の米が育つ。 |
岡屋・須恵 | [粘土+砂利] | 祖父川沿いの細い低地で、粘土に川砂や砂利が混ざり合った土壌。豊富な水源と保湿力の高い粘土、水はけの良い砂利の両面をあわせ持ち、柔らかくも軽い質感の米が育つ。 |
山中・鏡 | [山土+砂礫] | 鏡山の山裾で花崗岩からなる硬い地層を含む地区。花崗岩の風化による珪砂を多く含む山土と、砂や大きめの砂利が混ざった砂礫(サレキ)の混合土壌。(隣地区からの粘土も多少混じる)水はけが良く、繊細で軽く硬めの質感の米が育つ。 |
山之上(丘陵地) | [赤土+砂礫] | 河川の洪水などで運ばれた土砂(花崗岩などの礫)によって形成された丘陵地。その開墾によって露出した下層の赤土(腐植物の含量が少ない)と砂礫が混ざり合った土壌。水や肥料の抜けがかなり良いことから、丈が短く硬質でシャープな質感の個性的な米が育つ。 |
山之上(平地) | [粘土+砂礫] | 後背湿地の粘土と丘陵地からの赤土が混ざり合った赤みの強い粘土と砂礫の混合土壌。水や肥料の抜けが良く、丈が短くやや硬く締まった質感の米が育つ。 |
【蔵元紹介】松瀬 酒造 滋賀県
「松の司」の製造は、地元で育んだ酒米や地下120Mから吸い上げる仕込み水など地元の素材セレクトから始まります。地下120Mの大きな岩盤の下を流れる鈴鹿山系愛知川伏流水を仕込み水とし、契約栽培により栽培法を定め十分に審査された酒米山田錦を蔵人がゆっくりと時間をかけて精米をします。
140年もの時と精神をかけてつくりだした
深遠な味わいの松の司
酒に味わいをつける麹蓋による麹造りや、酒質に影響する自家培養酵母菌による速醸酒母と昔ながらの蔵付酵母菌による山廃酒母の採用、また、発酵温度を低温に押さえながらも完全発酵を目指す小仕込(最高1.5t以下)によるモロミ工程。そして、1.8リットル瓶詰貯蔵による熟成管理など、永年の経験によるできる限り丁寧な手造りで、深遠な味わいの「松の司」を醸し出します。(※松瀬酒造サイトより引用)
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