千歳鶴(日本清酒株式会社)北海道
北海道札幌市。市内を流れる豊平川のほとりに蔵を構え、明治初期より酒造りを営む日本清酒株式会社。代表銘柄は『千歳鶴』。北海道の酒造業の幕を開けた先駆者と称される柴田與次右衛門(しばたよじうえもん)が創立した、大変歴史ある会社です。
厳しくも豊かな北の大地に育まれたこの銘酒は、全国新酒鑑評会で14年連続金賞を受賞したという、全国屈指の実績を持っています。
自然豊かな北海道で醸される美しい酒
札幌は北海道の中でも主要都市であり、酒蔵のイメージがないという印象の方も多いと思います。しかしながら、千歳鶴がこの地にこだわり、創業以来変わらぬ場所に蔵を構えていることには理由があります。
それは、北海道屈指の水質を誇る水脈がこの地にあること。
仕込み水として創業時から使用しているこの豊平川の伏流水は、札幌南部に連なる羊蹄山や恵庭岳を抱く雄大な山々を水源としています。100年単位の悠久の時の中で、岩盤を抜け、大地に磨かれながら生まれたこの清らかな水こそが、千歳鶴の命とも言える仕込み水なのです。
この北海道有数の名水は、今なお大手ビール会社や数多くの醸造所が使うほど高品質。そのような仕込み水とこだわりの原料米を用いて醸す千歳鶴は、多くの人に愛されています。
長い歴史を誇る日本清酒株式会社、そして千歳鶴。2023年には新たな醸造施設を竣工するなど、酒質への向上心はとどまるところを知りません。
北海道の清らかな水から生まれる美しい味わいを、ぜひお楽しみください。
千歳鶴(日本清酒株式会社)一覧
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