宮里みやさと酒造所(春雨) 沖縄県


宮里酒造所の酒蔵

宮里酒造所は、20年の時を越え幻の銘酒を蘇らせた酒造所として注目を集める、沖縄県那覇市の南に位置する小禄に居を構える酒造所です。

昭和50年の沖縄国際海洋博覧会の際に、皇太子(現天皇陛下)に献上された泡盛もこの酒造所の酒であったといいます。しかし20年前に小売を止め、他のメーカーや酒造共同組合への桶売り販売のみの酒造りに変わり、幻の銘酒となっていました。ところが、平成9年に販売店からの強力なアプローチによって「春雨」が一般に販売され、幻の銘酒が遂に蘇ったのです。

年間小売量がわずか1000リットル
泡盛通に強く支持される稀少な銘酒

生産量よりも酒質にこだわり、社長を含め4人で造る泡盛は、年間小売量がわずか1000リットル。出来上がった泡盛は、確実に1年以上寝かせ、浮き出た油分を手作業で掬い出します。この手作業こそが熟練した経験と勘を生かした微妙なさじ加減となり、油臭のない上品な香りに仕上げられているのです。

宮里酒造所の酒蔵

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