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東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 720ml
東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 720ml
東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 720ml

特別なバラ酵母で醸し上げた
美しく華やかで上品な味わい

東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 720ml

商品番号:11097

¥3,740(税込)


購入制限:なし

配送方法:常温便可能


使用米麹米:山田錦/掛米:西都の雫
磨き40%
特定名称酒など純米大吟醸/火入れ酒
度数16度

包装紙

熨斗orメッセージシール

(熨斗を選択された方のみ)表書き

東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 720ml
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特別なバラ酵母で醸し上げた
美しく華やかで上品な味わい

山口県萩にて醸され、全国的にも高い人気を誇る銘酒・東洋美人から、華やかで麗しい特別な一本『純米大吟醸 プリンセス・ミチコ』のご紹介です。

商品名にある『プリンセス・ミチコ』とは1966年、イギリス・ディクソン社から当時の皇太子妃であった美智子上皇后陛下に贈られた特別なバラで、高貴で鮮やかなオレンジ色が美しい品種。そんな特別なバラから東京農業大学が分離に成功した酵母・PM-1を使用して醸されたのが本品となります。

開栓した瞬間から華やかに揺らぐ甘い香りに思わずうっとりします。口当たりはまろやかで、滑らかな質感の液体から広がるのは上品で美しい甘旨味。気品を持った味わいが素晴らしく、飲み込んだ後にはゆったりと長い余韻が可憐に漂います。

美しく気品を持ち、それでいて非常に豊かな味わいが魅力的です。甘いお酒をお好みの方にぜひともおすすめしたい逸品。贈答用としてもおすすめです。華やかで麗しい味わいをご堪能ください。

東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコの味わい表

【蔵元紹介】澄川すみかわ酒造場 山口県

澄川酒造場の酒蔵

澄川酒造場は島根県益田市に隣接する山口県の東北部、萩市の静かな町にある蔵元さんです。創業は1921年、現在は清酒『十四代』の蔵元で修行をつんだ澄川宜史氏が4代目社長を務められています。「東洋美人」という一風変わった名前の由来は初代蔵元が亡き妻を想い名付けたもの。歴代杜氏達はその名を守り続けています。

地元・萩の米、水、人、時間が
シンフォニーを奏でる、
稲をくぐり抜けた水のような酒

【”天才”四代目澄川宜史】
現在社長を務めるのは杜氏としても前線に立って指揮を振るう「澄川宜史(すみかわあきふみ)」氏。氏は地元の高校を卒業後、本格的に酒造りを学ぶため東京農業大学の醸造科学科に入学します。氏が三回生の頃、実習の授業で訪れたのが同大学の卒業生でもある”十四代”の高木顕統氏の元。その頃既に十四代は有名蔵となっていて、命を掛けて酒造りに取り組むその姿勢に強い感銘を受けます。それまでは宜史氏自身半信半疑であった実家の蔵を継ぐという思いが確信に変わったと言います。

氏は、今でも高木顕統氏のことを師匠とし尊敬されています。大学卒業後、実家の酒蔵に戻った氏を取り組む環境は決して良い状況とは言えませんでした。「地酒」、地元に寄り添うお酒でありながらも、やはり大都市で認められるようにならなければ設備も人も増やせず、思い通りのお酒を造ることが出来ません。氏は夜行バス数席分の”東洋美人”を東京に持っていき、カプセルホテルを転々としながら営業に出向きました。

そういった努力の甲斐もあり、舌の肥えた方達から評価をあげていった東洋美人。氏は酒造りに妥協することなく、一流のお酒を目指して醸し続けた結果”天才”と呼ばれるようになりました。

澄川酒造場の酒蔵

【豪雨による蔵の損害】
全てが順調に行くと思えた2013年7月28日、山口県に自然が猛威を振るいました。蔵の前を流れる川が氾濫し、2mを超える濁流に飲み込まれてしまいました。これによって蔵は甚大な損害を受けることとなります。

機械は水没し、出荷の時を待っていたお酒、約1万本を失いました。このとき、氏の脳裏には「廃業」の二文字が浮かんだと言います。しかし、そんな澄川酒造場を助けたのは東洋美人、澄川酒造場、そして氏の酒造りの技術のファンの方達でした。蔵元関係者、酒販店、東洋美人のファン、災害ボランティアの方達の活動によって復旧作業が行われました。その数なんと1500人以上。

そして奇跡的にも同年、例年より二か月遅れの仕込という状態で酒造りの再開を始めることが出来たのです。氏はこのとき、「酒造りが出来る喜び」と、「東洋美人を愛してくれるファン」の想いをひしひしと感じたと言います。

ここからの酒造りは「背負うもの」が出来た酒造りとなり、より一層酒造りの情熱が熱くなりました。このとき誕生したのが「IPPO 原点からの一歩」です。今でも蔵内に書かれた、支援者からのメッセージを見ることができます。

澄川酒造場の酒蔵

【東洋美人が目指す酒】
県外を主として需要が高まっていった東洋美人ですが、今では県内の需要が追いつかないほど人気のお酒となっています。宜史氏が心がけるのは「伝統的な酒造り」。王道こそ本道であり、それを突き詰めることこそが旨い酒造りをする秘訣。今でも高木顕統氏と「伝統的な酒造りをしような」と、お互いを高め合っているそうです。

宜史氏は蔵のある山口県萩市、ここで生まれた米と水を使って醸された東洋美人を「稲をくぐり抜けた水」と表現しています。東洋美人の持つ繊細ながらも躍動感のある旨み、そして研ぎ澄まされたように綺麗な口当たり。まさにその言葉通りのお酒ではないでしょうか。氏は語ります、「当たり前を重ねることが一番大事。たくさんの経験を重ねることで、少しでもいいから去年より旨い酒を造りたい」と。

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