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来福 純米大吟醸 超精米8% 720ml
来福 純米大吟醸 超精米8% 720ml
来福 純米大吟醸 超精米8% 720ml

8%の超精米が描く美酒
高次元の透明感と華やかさ

来福 純米大吟醸 超精米8% 720ml

商品番号:12642

¥13,970(税込)


購入制限:なし

配送方法:夏季はクール便を推奨します。
商品到着後は冷蔵庫にて保管してください。


使用米茨城県産「ひたち錦」
磨き8%
特定名称酒など純米大吟醸/火入れ酒
度数16度

包装紙

熨斗orメッセージシール

(熨斗を選択された方のみ)表書き

来福 純米大吟醸 超精米8% 720ml
お気に入り

8%の超精米が描く美酒
高次元の透明感華やかさ

茨城県で300年余の歴史を誇る来福酒造より、大変贅沢な逸品が到着致しました。こちらは、8%まで磨き抜いた茨城県産のひたち錦を使用、アベリアの花酵母を使用して仕込みました。美しい瑠璃色のボトルと、それに合わせたラベルの色が大変印象的な一本です。

このお酒の話をしていくと、ひたち錦に花酵母と、少し珍しい要素が目に付きます。ひたち錦は、茨城県で開発された酒造好適米で、育成中に倒れにくい、また、病気になりにくいなどと育てやすい特性、そして、大粒ながら小さめの心白を持ち、高精米に向いている、透明感のあるすっきりとした味わいに向いているなどの特徴を持っています。

花酵母は、東京農業大学 醸造科学科にて自然界の花から分離された清酒酵母。花酵母で醸したお酒は、華やかな香りや綺麗な甘みを持つものが多いです。来福酒造では、花酵母を積極的に使用しており、ラインナップの多くが多種多様な花酵母によって醸されています。

ボトルには精米後の酒米が付属していて、どれほど磨かれた米で醸されているのかを視覚的に認識できます。栓を抜くと、派手過ぎない華やかでフルーティーな香りが心地よく漂います。高精米ならではの滑らかで透明感のある口当たりから、美しい甘み、柔らかな旨味、その奥にほろりと感じる苦味。大変上質な味わいの調和を楽しむことができ、飲み込んだ後に残る余韻も、まるで軽やかな春風のよう。

8%という驚異の高精米、そして花酵母の成す美しい味わい。これらを高次元で楽しめるにもかかわらず、このお値段で手に入るという事実。『来福』という縁起の良い名前も合わせ、特別なひとときに、また、大切な贈り物におすすめです。

来福 純米大吟醸 超精米8%の味わい表

【蔵元紹介】来福 らいふく酒造 茨城県

来福酒造の酒蔵

来福酒造は、江戸時代中期にあたる1716年(享保元年)、藤村一左衛門氏が筑波山麓の美しい水源が通る地に創業されました。当代まで続く、この歴史の深い酒蔵の創業当時の名は「近江屋」といい、藤村一左衛門氏が近江商人であったことからこの名がつけられたのかもしれません。代表銘柄でもある、同酒造の「来福」の名は、「福や来ん 笑う上戸の 門の松」という、笑っていれば福がやってくるという俳句に由来しています。

福や来ん 笑う上戸の 門の松

【来福酒造の転機】
来福酒造が蔵を構える茨城県では、蔵元は地元の名士が多く、お祝いやお返しに名士が造ったお酒が使われることが多いそうです。しかし、先代は近江の商人。古くからこの地に根付いていたわけではない来福酒造に、そういったコネがあるはずもなく、苦労の時期もあったそうです。時代は変わり、現蔵元である10代目藤村俊文氏が跡を継ぐことになり、来福酒造は大きな転機を迎えることとなります。

当時、「来福」は地元ですら知名度の低かったお酒、今更世に出回っているお酒と同じ造り方をしても急激に知名度が上がるわけもありません。ここで藤村氏が着目したのが、まだまだ使用している蔵の少なかった「花酵母」。東京農大在学時代、「花酵母」の研究を専門に行っていた同氏だからこそ造ることが出来るお酒、それが「花酵母」を用いたお酒だったのです。

【花酵母で日本酒業界を変える】
花酵母とはその名の通り花から分離した酵母のことを指し、発酵能力に優れた、味・香り、共に優れた味わいをもつ酵母。"花"そのものではないので、花の香りがダイレクトにするという訳ではありませんが、自然の恵みから取れた安心の酵母で、かつ、既存の研究を重ねられた良質の酵母にも勝るとも劣らない、上質な酵母なので注目されている酵母です。

現在では様々な花酵母の研究が進められており、来福酒造ではなんと、10を超える花酵母が各お酒に使用されています。藤村氏の花酵母に対する造詣、熱意には素晴らしいものがあり、大学の論文も花酵母についてのものだったそうです。

そんな藤村氏の醸すお酒「来福」は華やかで芳醇。米の甘みと花酵母の持つ甘みがしっかりとお酒にも反映されています。今でこそ花酵母を使用した日本酒は数多くあるものの、藤村氏はその世界での先がけ的存在。全国新酒鑑評会においても最優秀にあたる金賞を受賞するなど、来福は全国でも認められる、花酵母使用のお酒として酒造界から大きな視線を注がれています。これからも藤村氏の醸す花酵母のお酒から目を離せません。

来福酒造の酒蔵

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