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複雑で深い魅力を纏う
農の哲学を伝える氷温熟成酒
鳳凰美田 純米大吟醸 ~芳 PREMIUM~ 720ml
商品番号:12346
¥22,000(税込)
使用米 | 藤田農園産「富の香」 |
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磨き | 50% |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16.8度 |
包装紙
熨斗orメッセージシール
(熨斗を選択された方のみ)表書き
複雑で深い魅力を纏う
農の哲学を伝える氷温熟成酒
栃木県小山にて醸される銘酒・鳳凰美田の中でも特別な逸品、『芳 PREMIUM』のご紹介です。醸造元・小林酒造と長年繋がりのある有機農法のパイオニア、藤田芳氏によって丁寧に栽培された原料米・富の香を使用。マイナス10度で3年間の氷温熟成を経て生まれた、米そのものの持つエネルギーや『農』の部分における哲学やストーリーをそのまま体感できる極上の一本です。
氷温熟成を経た酒からは、青リンゴを思わせるさっぱりとした香りが華やかに舞います。その中には微かに感じるナッツのような香ばしさ、まろやかさが。口当たりは力強さがあり、艶のある旨みの塊をしっかりと体感できます。そこからアプリコットのような芳しい甘み、絶妙な渋みや穀物のようなコクと深みが広がり、複雑な味わいを形成。飲み込むと軽やかなキレでするりと溶けるように消えていきます。
この一本でしか味わうことのできない複雑で奥深い旨みが印象的な逸品。酒米そのものが持つパワーにスポットを当てた、素晴らしい仕上がりです。特別な時間を刻む一本としてぜひどうぞ。
【蔵元紹介】小林 酒造 栃木県
1872(明治5)年に創業の小林酒造の代表銘柄は「鳳凰美田」。酒名は、蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから命名されました。
鳳凰美田は、「舟絞り」・「しずく搾り」のいずれかの上槽方法を採用しています。ほとんどの酒を大吟醸と同じ「しずく搾り」という方法で搾り、味や香りの面でも大吟醸の雰囲気を持たせている。こうした吟醸タイプのお酒は機械化できない部分が多く、また実際に人の手をかけた方が、高品質な酒に仕上がることが多い。
酒造りにて、最も重要とされる
麹造り」に対する拘りは、
特に強く感じられます。
「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールで麹造りが行われている。また、圧巻すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg~800kgのサーマルタンクが横一列にずらり約20本。普通の蔵なら、サーマルタンクを1本、もしくは2本持っていれば上出来といったところである。鳳凰美田はリキュールのベースに使用するお酒でさえ、サーマルタンクで他の大吟醸などと同等に仕込むのだ。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、内面から発する華やかさと優しさがあるような“女性のような酒”をイメージしている。
香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもないが、もう一つ重要なポイントは、「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。自分が表現したい味や香りを、どのようにお客様に伝えるか。こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。造り手が常に葛藤する部分でもあるが、「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきた。それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと思っている―。